【第46回衆院選】各党の比例得票と都市度の相関関係

さきほど選挙区別の比例得票率をブログで記事にしましたが(【第46回衆院選】選挙区別比例得票率 - 獅子十六のブログ)、各党が「都市型政党」なのか「農村型政党」なのか、都市度との相関関係を調べてみました。

都市度に関しては、菅原琢先生のデータを利用いたしました(http://freett.com/sugawara_taku/data/2003did.html)。


-自民党

相関:-0.61418


-民主党

相関:-0.18591


-公明党

相関:-0.08485


-維新の会

相関:0.36408


-みんなの党

相関:0.32804


-未来の党

相関:0.07717


一般的に言われる通り、自民党は「農村型政党」、維新の会やみんなの党は「都市型政党」と言えるでしょうか。

一方で「都市型政党」であった民主党がそれほど強い相関関係ではないとはいえ、負の相関(=農村型)を示しているのは興味深いです。

都市部で比例票が他党に奪われすぎたため(苦笑)、一見農村部の方が強い政党であるかのように見えてしまいますが、基本的に民主党は依然「都市型政党」だと思います。


【追記】

菅原先生からこのようなご指摘いただきましたので、試しにやってみました。


-維新の会(近畿ブロックのみ)
相関:0.57818


-維新の会(近畿ブロックを除く)
相関:0.24818


-みんなの党(栃木県を除く)
相関:0.49840


-未来の党(岩手県を除く)
相関:0.22457


維新の会は近畿を除いてしまうと相関関係が弱くなってしまいますね(苦笑)



Twitterでいただいたレスの紹介】


-民主党の「社会党化」?



-公明党の影響力